第四回 上映作品リスト



第一部 10:00~(入場無料)

「第四回福島自主制作映像祭」上映作品紹介
①『平成26年度少年院映像コンクール』9作品

上映開始(10:15~)

 適切な自己表現を身に付けることは、非行した子どもたちが立ち直り、再非行しないためにとても重要です。法務省では、少年院に在院する子どもたちの自己表現力を伸ばすとともに、周囲と協力することの大切さを学ぶことなどを目的として、毎年、少年院映像表現コンクールを開催しております。平成26年度のテーマは「わたしの夢」でした。テーマに沿って、全国の少年院において、子どもたちが3分間のショートムービーを作成 しました。今回の映像祭では、法務省矯正局のご好意により、入賞作品9作品を上映いたします。

1、 優秀作品賞

水府学院「Dream」茨城県

2、 優秀作品賞

神奈川医療少年院「夢をつかむ」神奈川県

3、 優秀作品賞

瀬戸少年院「ゆめDream」愛知県

4、 努力賞

関東医療少年院「白地図」東京都

5、 努力賞

久里浜少年院「私の夢」神奈川県

6、 努力賞

新潟少年学院「Dream come true~ここから始まる~」新潟県

7、 努力賞

愛知少年院「夢の足跡」愛知県

8、 努力賞

京都医療少年院「夢を育てる」京都府

9、 努力賞

貴船原少女苑「甦~こうせい~」広島県


②『日常』監督:渡部玲

上映開始(10:45~)

映像の専門学校によるショートフィルム。彼らの日常を切り取り、再構築した作品。その時を生きる若者の純粋なまなざし。


③『牧場のアーサーを追え!』制作:鏡石町産業課

上映開始(10:50~)

鏡石駅に降り立った、ただならぬ雰囲気をまとった二人組の男。彼らは、『牛に似た不思議な生き物』を探していた。鏡石町役場を訪ね、その生き物の名前が『牧場のあーさー♪』だと知ったふたりは、すぐさま、あーさー♪の追跡に入る。一方、当のあーさーはいつも通りのんびりと、町内を散策していた…。あーさー♪を追う、ふたりの目的は…?謎に包まれていた、あーさー♪の日常とは…?彼らが出会う時、何かが起こる!?スピード感あふれる追跡劇と、鏡石町の観光スポット紹介が組み合わさった、全く新しいハイブリッド・エンターテインメントが登場!


④山形ドキュメンタリー映画祭・福島自主制作映像祭共催

『アニメーションをつくろう in ふくしま2015年「まざっせCafeW23(郡山市)』で制作された子ども達の作品を上映。

上映開始(11:15~)

1)参加者の募集チラシ

2)日本で最古といわているアニメーション映画を上映する宮沢さん。

3)ワークショップの講師である黄木監督。

 


⑤佐藤広一監督作品『ワイルドナイツ・ネクスト』

上映開始(11:30)


お昼休憩


第二部 13:00~


⑥『破片 of the time』監督:辻内将人

上映開始(13:00~)


 

⑦『HAKABA』制作:菊水智佳

上映開始(13:23~)

ミュージックPV


⑧『秋蛍』撮影:小原幸春

上映開始(13:30~)

「海老根伝統手漉和紙」は、江戸時代から受け継がれている郡山市の伝統的工芸品。普通であれば白い紙は日に照らされると黄ばんでくるが、この和紙は逆で、最初は黄色味がかっており、時が経つにつれてだんだんと白くなる。このことから、生きている紙「生紙(きがみ)」と呼ばれる。その和紙作りは一度途絶えたものの、地元住民の熱意により平成10年に復活。毎年9月、海老根伝統手漉和紙のページェントを灯す「秋蛍」を行っている。


⑨『自分のことを好きな自分が嫌になっていくよ』監督:菰田麟太郎

上映開始(13:40~)

映画監督になる夢を捨てきれない吉崎コウキは就職せず専門学校へと通う。映画を愛し、映画に苦しまされ、映画に救われる。自身の未来や、周囲の期待、才能の違い、多くの期待や不安が入り乱れた日々を過ごすうちに、2度目の就職活動が近づき、コウキは選択を迫られる…。

 


⑩『リマインド』監督:吉田岳男

上映開始(14:10~)

子供の頃から転校を繰り返してきた結衣(主人公)はあまり人付き合いに執着しない性格。社内での異動の話しにも関心を示さない。ある日、仕事で訪れたお屋敷の執事から古いカンテラを譲り受けることに。執事は「このカンテラには特別なチカラがある」という。

 


⑪『「わたしは鬼」spoken words project × 和合亮一 × 前田エマ 』撮­影・編集:岩崎孝正)

上映開始(14:45~)

震災6日後にツイッターで発表した『詩の礫』で、日本社会に衝撃を与えた福島在住の詩­人 和合亮一と、物語を歌う・朗読するという名を冠したファッションブランドspoken words projectが、山形ビエンナーレで「鬼」をテーマに異色のコラボレーション。19­95年以降、閉じられたままの木造写真館が、詩をまとうドレスルームに変貌した。モデ­ルの前田エマも参加した詩と服のプロジェクト「わたしは鬼」の制作ドキュメント。


⑫『思いの園』製作:クラッパー・ボーダーズ・フィルム

上映開始(14:55~)

 

 


招待作品
⑬『魔眼』監督・脚本:伊藤淳

上映開始(15:30~)

2008年(24分)16mm(当日はDVDでの上映となります。)

スタッフ:成清翔太 竹内洋介 貝塚治樹 三島裕二 間野勇人

出演:谷更紗 小田篤 渡辺美穂子 舘美涼 秋山輝雄

謎の男の突然の来訪によって目の前で母、妹を惨殺され、自身も片目を刺される真知子。だが、それは本当に起こったことなのか? ふと気づけば母と妹が傷ついた眼の真知子を介抱していた。こうして彼女にはこの世ならぬ光景を彼女に示す魔眼が残された。


山形県(平成26年度介護人材確保事業)

⑭『君に届けば まちのひかり』監督:佐藤広一監督

上映開始(16:00~)

地元山形で介護職について三年、母親の美奈子とふたり暮らしのえみりのもとで、脚を汚した祖母の光江が一時的に同居することになる。勤務先のデイサービスでは先輩職員の移動や、新人職員のしずくの指導係を負かされ、利用者として通ってくる光江に戸惑いを隠せないえみり。仕事への理想と現実を抱えながら、社会の中で共に生きていくことの大切さに気づいていく。

 


第三部 会場変更「中華料理 姑娘飯店:3階」


特別上映会

⑮『ふるさとがえり』監督:林弘樹

上映開始(17:30~)

その昔・・・亀を助けた少年たちが、ふるさとの平和を守るという、おかしな伝説があった。そして始まる、その少年たちと、大人になってしまった私達の物語。1990 年、ある夏の日に、亀を助けた四人の少年。2010 年、映画の助監督を辞め、帰郷することになった主人公・勘治。この二つの時代・物語が交差しながら進行していく。消防団活動に巻き込まれる勘治は、少年時代の仲間たちが「地域の平和」のために生きている姿を目の当たりにする。一方少年カンジは、仲間たちと「ふるさとの平和を守る亀の子団」を結成。ただただ遊び呆ける日々の中、夢中で描いた「竜宮伝説」という冒険物語のスケッチブックや、お寺の映画上映会の体験などを通じて、「映画監督」になる夢を抱く。志半ばとなった「少年時代 の夢」今まで振り返りもし なかった「田舎の現実」20 年の時を超えて、
「ふるさと」への愛情と葛藤が交錯していくのだった…。

「私たちは物語を生きている。」

カンジが描いた「ふるさとの物語」を通じて、その想いを届けていく・・・。

協  賛